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白蝶真珠

白蝶真珠の母貝となるシロチョウガイ(白蝶貝、英名Silver-lip Oyster、Gold-lip Oysterなど、学名Pinctada maxima)は、真珠貝のなかでは最も大きなウグイスガイ科二枚貝で、大きいものでは全長30㎝ほどにもなります。
シロチョウガイには、真珠層の周縁部が銀白色のもの(「シルバーリップ」)と黄色のもの(「ゴールドリップ」)の2種類あり、それぞれ分布する地域が異なります。シルバーリップ種はオーストラリア北部海域、ゴールドリップ種はフィリピン、インドネシア、ミャンマーなどの東南アジア海域に生息します。

シロチョウガイの貝殻がもつ透明感のある真珠光沢と虹色の輝きは他の貝殻にはない美しさをたたえており、欧米では「マザーオブパール(MOP)」と呼ばれ、古くから高級な貝ボタンやナイフ、フォークの柄などの材料に使われました。現在でもシロチョウガイとクロチョウガイの貝殻は、高級腕時計の文字盤などに多く使用されています。

シロチョウガイは、もともと日本に生息する貝ではありませんでした。琉球真珠では、生息域の北限となるフィリピンから生きたシロチョウガイを搬入し、クロチョウガイの人工採苗で培った技術をもとに、シロチョウガイの人工採苗にも成功します。その後、白蝶真珠の養殖技術を確立、1991年(平成3年)には国内では初めてとなる白蝶真珠の量産化に成功します。

白蝶真珠は南洋真珠とも呼ばれます。これは戦前に「南洋」、「裏南洋」と呼ばれた南の島々で、日本人の手により白蝶真珠の量産化に成功していたことに由来します。

白蝶真珠の色は母貝の種類により異なります。シルバーリップ種からはホワイト・シルバー系、ゴールドリップ種からはイエロー・ゴールド系が多く生まれます。

形のバリエーションが豊かなのも白蝶真珠の魅力のひとつです。ラウンド(真円)、セミラウンド、ドロップ、バロックなど多様にあり、なかでも巻きが厚く形の変化に富むバロックは人気があります。 白蝶真珠の最大の特徴は、アコヤ真珠にはない、ボリュームのある大きさでしょう。シロチョウガイは真珠貝のなかでは最も大きい種類なので、生まれる真珠も大きく、なかには20mmに達する大珠もあります。 華やかなゴールド系と気品あふれるホワイト系、そしてその色合いを際立たせる存在感のある大きさが、白蝶真珠の尽きない魅力となっています。