温暖な気候の石垣島も、冬になれば曇り空が続き、冷たい北風が吹いて海が荒れます。こんな季節になると、琉球真珠では真珠の挿核作業が始まります。
石垣島川平湾にある琉球真珠養殖場では、昨年末から白蝶真珠の挿核が行われています。
ひとつひとつの真珠母貝に核を入れていく挿核は、出来上がる真珠の良し悪しを左右する大事な作業ですので、スタッフも慎重に施術していきます。
挿核した後の貝は海に戻しますが、出来上がった真珠を取り出すまでには、少なくとも2年間はかかります。そのあいだ真珠母貝をきれいに保ちながら、大切に育てていきます。
シロチョウガイに核を入れる。
挿核後、海へ返される前の貝。貝が核を吐き出した場合に核を受け止めるネットに入れます。